今夏の移籍市場での動向に注目が集まっているレアル・マドリー。
大型補強が噂されているマドリーだが、GK、左サイドバック、中盤の2選手を獲得すると予想されているようだ。
絶対的守護神獲得を模索しているマドリーは、マンチェスター・ユナイテッド所属のGKダビド・デ・ヘアが再びリストアップされているという。
GKケイロル・ナバスが守護神として君臨しているマドリーだが、クラブフロントそしてジネディーヌ・ジダン監督は同選手をさほど高く評価していない。
かつて、デ・ヘア獲得に動いていたマドリーは、この夏に再び同選手獲得オペレーションに着手するとみられている。
だが、デ・ヘア包囲網は硬く、ユナイテッドを如何にして口説き落とすかが勝負の分かれ目だ。
仮にデ・ヘア獲得に失敗した場合、並行してチェルシー所属のMFティボ・クルトゥワもリストアップされていると言われており、その去就が注目されている。
守護神と同様に、最終ラインにも多少なりとメスが入れられる可能性がある。
かねてより左サイドバックの補強に力を入れているマドリーは、DFファビオ・コエントランがジダン監督の信頼を勝ち得ておらず移籍が噂。
その後釜に、今季アトレティコ・マドリーからアラベスにレンタル契約で加入しているDFデオ・エルナンデスがリストアップされているという。
だが、この交渉も簡単には進まない。アトレティコはマドリーのオファーを良しとする可能性は低い。
左SBは、マルセロがフル稼働な状況もあり、エルナンデス獲得失敗の場合、他のターゲットに接触することとなるだろう。
もっとも関心が寄せられるのは、中盤の補強だ。
かねてから噂されている通り、チェルシー所属のMFエデン・アザールとモナコ所属のMFトマ・ルマルがリストアップされているという。
すでにアザールに関しては、移籍が既成事実として伝えられており、マドリーがどの程度のオファーを提示するかに注目が集まっている。
クルトゥワとアザールダブル獲りを実現させる場合、両クラブ間で大型トレードという選択肢もあるという。
いずれにしても中盤の戦力の入れ替えは必須の状況にあり、今後の動きに注目が集まるだろう。
首尾よくこれらのオペレーションを実現させた場合、センターバックとストライカーの補強にも手にかけるかもしれない。
DFぺぺに退団の可能性が噂されており、同ポジションにフランクフルトヘレンタウ中のDFヘスス・パジェホの復帰が噂されている。
補強資金の動向次第で、CBにビッグネーム獲得も噂されており、その動きに注目されることは間違い無いだろう。
そして、目が離せないのはストライカーのポジションだ。
噂では、ユヴェントス所属のFWパウロ・ディバらやボルシア・ドルトムント所属のFWピエール=エメリク・オーバメヤン等がリストアップされているというが、FWカリム・ベンゼマやFWアルバロ・モラタ等が在籍している現状を考えると、ビッグネーム獲得は来夏に見送られる可能性もある。
仮にモラタがマドリー退団となれば、新戦力獲得の可能性があるが、この場合、ASモナコ所属のFWキラン・ムバペ等がリストアップされているようだ。
チームの平均選手年齢が高まりつつあるマドリーは、この夏は世代交代の足がかりとなる可能性は十分にある。
昨年夏からマドリーの大型補強が噂されている現状を考えると、この夏にビッグディールが実現する可能性は十分にあると考えるのであるが。
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